街を歩いていると、
「あのお部屋、なんだか素敵そう」
「この建物に入居できたらいいのにな……」
と思ったことがある人もいるのではないでしょうか?
しかしそういう物件はたいてい、
WEBでも現地看板でも入居の募集がかかっていません。
そんな募集されていない物件への問い合わせが
ハートエステートに舞い込みました。
「どうやら空き物件なんだけれども、募集の情報がなくて。
調べてもらえませんか?」
と問い合わせしてくださったのは、居酒屋経営者のAさん。
もともとAさんは、弊社の管理物件に問い合わせをくださった方。
この度、ご自身で見つけた物件を逆紹介していただいたのです。
とはいえその物件は、
WEBでも現地看板でも募集がかかっていませんでした。
そこで弊社代表の青柳は、
過去の記憶をさかのぼり管理会社へ問い合わせ。
管理会社を介してオーナーさんに
この物件を借りたい旨を伝えました。
オーナーさんの話によるとその物件は、
数年後の建て壊しが決まっているため、
募集をかけていなかったそう。
しかし話をする中で貸主さんの想いと青柳の行動力に
共感してくれたオーナーさんは、
貸したいと思ってくれたそうです。
ところがこちらの物件は上下水道の引き込みが難しく、
居酒屋で利用したかったAさんの願いはかなえられないことが発覚。
この話は一旦白紙に……。
そして後日、別のお客さまBさんから
ビル建設会社の現場事務所として
弊社が管理する別物件への問い合わせがありました。
問い合わせいただいた物件は大規模改修中だったため
現在貸し出しが難しいことをお伝えしました。
でもここで青柳の頭に、
以前Aさんから逆紹介をいただいた物件が浮かびます。
「実はどこにも出ていない物件があるんですけど、見てみます?」
と青柳。
そして、ご案内。
「ここにします。」
物件を見学したBさんは即決。
今回の物件案内とご契約は、
・Aさんが、この物件を気になっていなかったら、
・青柳が、募集看板がないからとあきらめていたら、
・Bさんが、ハートエステートに問い合わせをくれなかったら、
実現しえなかった、これぞ運命といっても過言ではない出来事だったと思います。
正直、募集案内が出ていない物件のオーナーさんを探すのは
同じ業界にいてもなかなか難しいもの。
しかし、なぜ借主さんがその物件を必要としているのか、
きちんと想いを伝えることで
つながるご縁があるのだと
改めて実感する機会となりました。
お客さまの想いがあるからこそ
ハートエステートは頑張れるんだな、と。